こども外来(小児科)
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EASEこども外来(小児科)
すべての子どもたちが元気に育ってくれることを願って、いろんなご相談を受け付けております。もうすぐ産まれる赤ちゃんから、大人の入り口に立つ子どもたちまで、些細なことでもご相談ください。
楽しく笑顔で子育てができるよう、保護さまとお子さまをサポートします。
EASEこども外来では、予防接種・乳児検診のほか、風邪や便秘、肌トラブル、夜尿、アレルギー外来・発達外来・不登校外来などの専門外来も診療しています。日本小児科学会認定小児科専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医が在籍。アレルギー外来は大人の方も診療も行います。完全予約制で感染対策を行っています。
※お子様の発達について心配がある方
診断されている方でもされていない方でも歓迎です
※アレルギーの検査を含めお子様のアレルギー症状に心配がある方
必要時は高次医療機関と連携いたします
当院の取り組み
当院は、院内感染を防止のため、完全予約制となっております。風邪症状等の診察時間と、それ以外の診察を別枠設けて診察しております。また隔離室も準備しておりますので、安心して受診してください。
当院は日本小児科学会の方針に基づき、現在接種できるワクチンについては、ほぼすべて取り扱っております。当日予約も可能です。機会を逃さず、適切な時期にワクチン接種をしましょう。
ワクチンの温度管理はとても大切です。適切な温度管理をしたワクチンを接種できるよう、当院では専用保冷庫で保管しております。
予防接種
生後2か月からスタートする予防接種、当院ではBCGも含め
全て接種可能です。初めての予防接種では、今後のスケジュールについて丁寧にご案内します。
乳児健診や保護者さま自身の予防接種も一緒に可能です。
定期予防接種(公費対象)
2か月~小学生
ヒブワクチン(ヘモフィルス・インフルエンザ菌b型感染症)
ヒブワクチン(不活化ワクチン)で予防します。
生後6か月以降からかかる赤ちゃんが増えるため、生後6か月までに3回目、1歳で追加接種をします。
ヒブワクチン導入前の日本では、年間約600人がヒブによる細菌性髄膜炎になり、亡くなる子どもも2~5%いて、脳の後遺症が30%くらいに残っていました。
アレルギー外来
アレルギー検査を含めお子様のアレルギー症状に心配がある方。必要時は高次医療機関と連携いたします。
成長・発達外来
保護者様から見て、周囲のお子さまとご自身のお子さまが違って見える時、身長や体重増加などの発育や、発達が気になるときにご相談ください。診断されている方でもされていない方でも歓迎です。お子さま自身が何か困っている時。お子さまのことをどのように受け止め理解しどうすれば良いのか。理解を深めるためのお手伝いをさせていただきます。
思春期外来
生活リズムや睡眠の問題、性に関する不安や性教育についての心配、その他思春期のお子様の困りごとをご相談ください。
低身長外来
はじめに
こどもにはそれぞれの個性があり、身長や発育も異なります。発育のパターンもそれぞれで、ゆっくり伸びるこどももいますが、一方では早く身長が伸びてしまって、その後はあまり伸びずにいるこどももいます。
保育園や幼稚園、小学校で、身長・体重をはかる機会があったら、ぜひ成長曲線を描いて見てみましょう。成長曲線に描くことで、普段は気がつかない健康上の問題がみつかるかもしれません。
このような悩みをお持ちの方
- 背の順でみんなに抜かされてしまう・ずっと一番前で心配
- 家族みんな背が低めだけど子どもには大きく育って欲しい
低身長の種類
原因の多くはご両親も背が低いなどの遺伝や体質によります(家族性低身長、体質性思春期早発症(いわゆる「おくて」))。
栄養を改善することで身長が伸びるお子さんもいます。鉄や亜鉛の不足で身長の伸びが悪くなることも指摘されています。血液検査などで測定し、補充をすること、同時に生活習慣を整えることで身長が伸びる可能性も高いです。アトピー性皮膚炎も低身長に関連があるとされています。乳幼児期からご相談いただくことで長期的なメリットもあります。
アトピー性皮膚炎も低身長に関連があるとされています。乳幼児期からご相談いただくことで長期的なメリットもあります。
しかし、なかには成長ホルモンなどの身長を伸ばすホルモンが出ていない場合や、まれですが染色体や骨の病気によって身長が伸びない場合もあります。ある時点から身長が伸び悩む(成長率の低下)場合などは、病気が隠れているかもしれません。
お子さんの身長や発育をみて、詳しい検査や治療が必要かどうか判断していくこと、現時点で治療の必要はなくても、心も体も健康な思春期を迎えられるまで、保護者の方とお子さんに寄り添っていきたいと思います。
初診時に必要な情報
- 成長の記録が分かるもの(幼稚園や学校での記録)と母子手帳
体重の推移も重要です。
出生時の状況(妊娠週数、生まれたときの身長と体重、逆子での分娩だったか、新生児仮死があったか)、両親の身長(将来のお子さんの身長の予測のため)、両親の思春期開始時期(おこさんも同じ傾向になることがあります)も大事になります。
自費治療について
医学的に正常と判断され、保険適応がない場合は、自費での治療にも対応しております。ぜひご相談ください。
骨端線が閉じているかいないかによっても治療の選択肢が変わってきます。思春期に入っている場合は、性腺抑制療法や蛋白同化ホルモンの治療も可能です。
お子さんが低身長かどうか、以下で確認ができます
成長障害、低身長、成長ホルモンでお悩みの方のためのノボ ノルディスク ファーマ株式会社が運営するウェブサイトへ移動します。
成長曲線PDFダウンロード
手書き用の成長曲線シートがPDFファイル形式でダウンロードいただけます。印刷してご利用ください。
(PDFファイル形式ダウンロードはログイン不要です)
小児科一般診療
便秘、鼻づまり、おむつかぶれ、夜尿などのトラブルから、発熱、胃腸炎、風邪症状、中耳炎、結膜炎、頭痛、ひきつけ、喘息などお気軽にご相談ください。
発熱や風邪症状がある場合は、隔離室で診察いたします。
新型コロナウイルス流行している今、お子様が体調を崩した時に受診するタイミングで悩まれる方も多いと思います。
当院では、オンライン診療での診療も行っています。
必要な場合は来院をお願いすることもありますが、受診に不安がある場合は我慢する(させる)のではなく先ずはオンライン診療でご相談ください。
発熱・風邪
子どもの熱の多くはウイルス感染症で抗生剤などは無効です。熱があっても元気で水分などが摂取できていれば、安静と栄養補給でたいていの場合は治癒します。症状があっても慌てて受診せず2〜3日待って症状がよくならなければ受診しても遅くはありません。
- 呼吸が苦しそう
- ぐったりしている(顔色が悪い)
- 嘔吐を繰り返す
- 水分を採れていない
- 尿が少ない(濃い)
- 3か月未満
上記のような場合は早めに受診しましょう。
嘔吐・下痢
胃腸炎が主な原因ですが、食事やアレルギーによる嘔吐・下痢もあります。また、 子どもは胃腸の働きが未熟で、激しく咳込んだり、大泣きしたり、食べなれないものを食べた、食べすぎた、緊張やストレスなど、些細な刺激でも症状が出ることがあります。
少しずつ、こまめに水分補給させてあげながら、熱や機嫌を観察してください。以下のような様子が見られたら早めに受診しましょう。
- ぐったりしている(顔色が悪い)
- 嘔吐を繰り返す
- 水分が採れない
- 尿が少ない(濃い)
- 口の中や皮膚が乾燥している
- 3か月未満
便秘
理想のウンチが毎日出ていますか?
なんと子どもの便秘は2割程度。3日以上排便がないことがある、毎日出ていても、排便時に痛がることがある、少しずつしか出ないなどは「便秘」の可能性があります。
母乳からミルクへ変えたとき、離乳食の始まりのころ、トイレットトレーニングのころ、幼稚園や学校へ通いだしたころに、便秘になりやすいといわれています。 キチンと対処すればお薬をずっと使い続ける必要はありません。早めに便秘を解消しウンチ習慣をつけましょう。
おむつかぶれ
おむつでむれたり、皮膚についたうんちやおしっこが刺激になってかぶれがおこります。
かぶれが酷いときには、
①こすることで刺激になるおしりふきは使わず、ボトルスプレーやシャワーを使って水でしっかり洗いガーゼやタオルで押さえ拭きする
②都度しっかり保湿・保護・乾燥させる
がお勧めです。
数日~1週間程度でよくならない場合は、薬を使って早く治しましょう。
夜尿
子どものおねしょ(夜尿症)は、「5歳以上で1か月に1回以上の頻度で夜間睡眠中の尿失禁を認めるものが3か月以上つづくもの」と定義されます。 7歳で夜尿症の人は10%程度とされ、その後は年間15%ずつ自然に治ります。0.5~数%は夜尿が解消しないまま大人になります。
小学生になった頃に夜尿症が治らない場合は、小児科あるいは泌尿器科を受診することをお勧めします。
夜尿症のお子さんは夜尿のないお子さんと比べて自尊心が低いとの報告もあり、夜尿症が改善したお子様では自尊心の回復が見られるとされています。夜尿症は親の育て方や子どもの性格の問題ではありません。 生活指導をはじめとする治療により、自然経過に比べて治癒率を高めることができ、治癒までの期間が短縮するといわれています。 ぜひ一度ご相談ください。
頭痛
子どもの頭痛は珍しくありません。風邪や副鼻腔炎の症状であったり、実は髄膜炎などの重大な病気のサインであったりします。発熱があって首を動かせない、首を振ると痛みを訴える、嘔吐がある、けいれんがあるなどの場合は緊急で受診が必要です。
最近では慢性頭痛のあるお子様も増えています。睡眠不足や過剰なスケジュール、対人関係のストレス、自分を抑えすぎている身体表現として「頭痛」が現れることがあります。痛みをコントロールしながら焦らずに原因を探し、理解し、自ら改善できるようお手伝いします。
乳幼児健診
東京都中央区にご在住の方の6~7か月健診、9~10か月健診、1歳6か月健診を無料で実施しております。
ほか、1か月、3か月、1歳、2歳、3歳の任意健診や入園前健診も行っています。
予防接種も一緒に可能です。
予防接種や診察も一緒に可能です
お子さんの成長が順調なのか、この先の成長で何に気を付けたらよいのか。
お子様の身長、体重、発達を観察して、母乳の量や食事量、離乳食のすすめ方、お子さまとのかかわり方などをアドバイスいたします。
ささいな事でも構いません、気になる事はお気軽に医師や看護師、助産師にお尋ねください。
中央区にお住いの方
6~7ヶ月健診、9~10ヶ月健診、1歳6ヵ月健診を無料で実施しております。
(中央区の健診委託医療機関です)
東京都にお住いの方
6~7ヶ月健診、9~10ヶ月健診は住民票が中央区内でなくても無料で実施しております。
上記以外の月齢での健診は自費で実施しています。
任意健診(自費)
1か月、3か月、1歳、2歳、3歳等の節目の健診や入園前健診も実施しております。
予防接種、発達や肌トラブルのご相談なども一緒に可能です。
料金 | |
健診 | 3,000円 |
診断書 | 2,750円 |
ペリネイタルビジット
妊娠は子育ての始まり
妊娠・出産は、そこから始まる長い子育てのスタートラインです。
産まれてくるお子さまのため、妊娠中から気を付けられること、産まれた後のことを準備しておきませんか。
妊娠中の方向けに、出産後の赤ちゃんとの生活リズムの作り方、予防接種スケジュールなどをお話しします。当院で健診中でない方も、ご予約可能です。
小児科医師(いつでも)
産まれる前からお子さんのかかりつけ医を作りませんか。
子どもの専門家である小児科医より、妊娠中に妊婦さん自身が出来ること・気を付けてほしいことなど具体的にお話しします。
産後は思ったよりも時間が取れません。妊娠中から産後の赤ちゃんとの生活リズムの作り方や予防接種スケジュールなども知っておくことで、余裕を持って赤ちゃんを迎えましょう。
助産師外来
特に初めてご妊娠中の方向けの外来です。
助産師より、妊娠中の食生活や運動、つわりやマイナートラブルの対処法などをお話しします。
母乳外来
妊娠中の乳房ケアから産後の乳腺炎、卒乳ケアまで。
経験豊富な助産師がマッサージや自宅でのケア方法の指導などを行います。お気軽に相談ください。
担当医師の紹介
常勤医師
小児科専門医 宮田緑
健診・発達外来担当
小児科専門医 野﨑真紀
連携医療機関
- 連携医療機関
- 昭和大学江東豊洲病院小児科
- 聖路加国際病院小児科
- 東京慈恵会医科大学附属病院小児科
- 瀬川記念病院(発達)
- イーズファミリークリニック本八幡(発達)