よくある質問

Q1.初めて婦人科を受診します。何か用意していくものはありますか?

A1

保険証を忘れずにお持ち下さい。
服装は何でも構いませんが、気になるようでしたらタイトではない膝丈くらいのスカートがよいでしょう。診察・検査によっては出血することがありますので、白っぽいスカートは避けた方が安心かと思われます。使い慣れたナプキンを数枚持ってきて頂くとよいと思います。
また、基礎体温を記録している方は診断の参考になりますので、体温表もお持ち下さい。

Q2.予約なしで受診できますか?

A2

当院は予約優先制となっております。ご予約がない場合、大変お待たせする場合がございますので、出来るだけご予約をとって来院ください。当日予約も可能ですので、お気軽にお電話またはHPよりご予約下さい。

Q3.待ち時間がないと聞きました。

A3

お昼休み12:00~13:00の間に「エクスプレス検診」・「エクスプレス診察」の予約枠を設けています。お仕事の合間に、お待たせすることなく、クイックに検診したり、診察を受けていただけます。※別途、予約料(\1,000)が発生します。

Q4.受診予定だったけど、生理になってしまいました。

A4

特に受診日程について医師の指示がない場合は、生理中でも受診可能です。ただし検査の内容によっては生理中(特に子宮頸がん検診)や生理前(マンモグラフィ検査)を避けていただく必要があります。一度、お電話で相談ください。

Q5.生理痛の検査や治療法について教えてください。

A5

まず、よくお話をうかがって、どのような症状がつらいのかを確認します。その後、内診やエコーによって、子宮や卵巣の異常がないか確認します。また、血液検査でマーカー検査などを行う事もあります。
治療は、痛みに関しては漢方薬や痛み止めを使用します。
また、最近では健康保険が適応されるピルも一部ありますので、お体にあったものを処方します。
月経前症候群の方は、原因に応じてホルモン療法や漢方薬、精神安定薬などを処方します。

Q6.子宮がん検診について教えてください。

A6

子宮がんには、子宮の入口付近に発生する子宮頚がんと、子宮のなか(子宮内膜)に発生する子宮体がんがあります。
皆さんが人間ドックや健康診断でお受けになるのはほとんどが頚がん検診です。
不正出血が続く場合、超音波検査で子宮内膜が厚い、不整があるなどの場合、子宮体がん検診が必要です。頚がん検診よりは痛みを伴います。
頚がん・体がん検診は、いずれも出血の多い時や強い炎症の疑われる時には行うことができません。
また検査後数日間少量の出血があります。

Q7.子宮がん検診は何歳ぐらいで受診した方が良いのでしょうか?

A7

20歳を過ぎたら1年に1回、検診をしましょう。
その理由は、前がん状態といわれる異形成という変化が若年の頃より持続し、長い年月を経てガンになるために少しでも早い段階で異常を発見するためです。
初期の異常では症状が出にくく、早期に見つかれば大きな手術をする必要もありません。
当院では、一般的子宮がん検診の他、中央区の無料子宮がん検診を行っております。
お気軽にご相談下さい。

Q8.HPV(ヒトパピローマウィルス)について教えて下さい。

A8

最近では、子宮頚がんの原因となるHPV(ヒトパピローマウイルス)が注目されています。
HPVはとてもありふれたウイルスで、性交渉の経験がある女性の80%以上が感染すると言われています。感染したからといって必ずがんが発症するわけではありません。自然の免疫力によって多くの場合、ウイルスは体から自然に排除されます。しかし、ウイルスが子宮頸部に残り、感染した状態が長く続くと、その部分の細胞が変化し(異形成)、少しずつがん細胞へと進行していくことがあります。
HPVには多くの種類があり子宮頚がんの発生に関係が大きいもの(高リスクHPV)と少ないもの(低リスクHPV)に分かれます。
(HPVには構造が微妙に違う型が100種類近くあり、そのうちの15種類が子宮頚がんの原因になります。)
高リスクHPVを認めた場合には、より密度の高いフォローアップが望まれます。
当院ではHPVのリスクを判別する検査に対応しています。ぜひ、頸がん検診と一緒にチェックしてみてください。

Q9.子宮頸がんの予防ワクチンを受けたいのですが?

A9

10歳以上の女性の方であれば接種することが出来ます。
初回、1ヵ月、6ヶ月後の3回、筋肉内に接種します。
このワクチンはHPV6、11、16、18の4つの型のウイルス感染を防ぐことができ、子宮頸がんとその前がん病変、外陰上皮内腫瘍、膣上皮内腫瘍、尖圭コンジローマなどの発症を防ぐことができます。

Q10.子宮筋腫について教えてください。

A10

子宮は筋肉からできています。その筋肉(平滑筋)から発症する良性の腫瘍で、産婦人科で最もよくある病気の一つです。
30歳台から徐々に頻度が高くなり、40歳台になると30~40%の女性に認められるといわれています。
子宮筋腫の細胞は女性ホルモンの影響で増えていく性質があるため、卵巣からの女性ホルモン分泌が止まる閉経後は自然に小さくなっていきます。
子宮筋腫は、できた場所や数や大きさにより症状の現れ方が様々なため、画一的な治療ではなく、患者さん一人一人の状況に合わせて治療法を考える必要があります。
最近は手術やホルモン療法だけでなく子宮動脈塞栓術(自費)や集束超音波治療(自費)など新しい治療法が工夫されており、治療選択の幅が広がっています。
当院では治療法の選択について、患者さん個々の考え方や社会的状況に応じて細かく御相談に応じています。お気軽にお尋ねください。

Q11.子宮内膜症について教えてください。

A11

子宮内膜症は「子宮内膜あるいはそれと類似する組織が子宮内腔以外の部位に発生し増殖する疾患」と定義されています。
子宮内膜はホルモンの働きにより周期的に厚くなったり薄くなったりし、妊娠をすると赤ちゃんのベッドになり、妊娠をしないと月経として剥がれます。本来は子宮の内側にしか存在しないはずなのですが、なぜか子宮の内側以外の場所で内膜組織が出現して増えてしまう病気です。
子宮の筋肉にできたものを子宮腺筋症、卵巣にできたものをチョコレートのう腫と言います。
原因については様々な仮説がありますが、確定的なことは解っていません。
子宮内膜症の頻度は高く、妊娠・出産が可能な年齢の女性のうち5~10%にのぼると言われています。
特徴的なのは月経痛で、年齢とともに強くなる傾向があり、病巣の範囲が広くなると月経時以外でも下腹痛・腰痛・性交痛や排便痛を起こします。内膜が子宮の外で剥がれ、炎症を起こし、不妊の原因となることがあります。
完治は難しい病気ですが、悪くなる前に発見し、悪化しない様コントロールをすることがとても重要です。
治療は、痛み止め、ホルモン剤、手術など様々な方法が行われますが、患者さんひとりひとりにあわせた治療法を選択する事が大切です。

Q12.更年期障害とは何ですか?

A12

長年、女性ホルモンを分泌してきた卵巣がその活動を終え、月経が終わる前後の数年間を「更年期」と呼びます。
女性ホルモンは、長生きホルモンとも呼ばれ、「肌」「骨」「血管」「コレステロール」など全身に影響を与えており、女性ホルモンの分泌低下は身体中にさまざまな影響を与えてきます。
加えてこの時期は、社会的には働き盛りで家庭や職場で精神的なストレスが増える時期と重なっており、精神的にも負担が大きくなります。
ホットフラッシュと呼ばれる顔のほてりや汗を主体に様々な症状が現れます。
更年期は誰にも訪れる身体の変化です。一人で悩まないで気軽に相談にいらしてください。

Q13.低用量ピルにはどのような効果がありますか?

A13

低用量ピルには月経周期をコントロールしている2種類の女性ホルモンが含まれています。
1日1錠内服することにより排卵を抑え妊娠を防ぎます。
また、従来のピルに比べてホルモン含有量が低いため副作用が少ないと言われています。
避妊以外にも月経困難症、月経前緊張症、ニキビの治療などにも有効です。
処方にあたり、初診時のみ簡単な問診を行い健康状態の確認後院内でお渡しします。
長期間内服する場合は定期健診(問診、血圧測定、血液検査、子宮頚がん検査、乳がん検査、超音波検査など)を受けて下さい。

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